なぜ超音波検診を勧めるのか

腎臓超音波検査

 腎臓は左右にあり片方に病気があっても症状がでないことが多いです。

 先天性腎尿路奇形は超音波でのみ早期発見が可能です。まれには悪性腫瘍が見つかることもあります。

 早い時期に一度受けておく意味は非常に大きいです。

股関節超音波検査

 股関節脱臼は昔に比べて少なくなりましたが、逆に見落とされる頻度が高くなっています。

 1歳過ぎて発見されて手術になることが問題となっており早期発見が重要です。

 新潟市、仙台市などでは乳児検診に超音波検査を導入していますが、岐阜県ではまだまだです。

心臓超音波検査

 心臓病は聴診器で見つかることが多いですが、時に診断が遅れて重症の状態で緊急手術になることがあります。

 できれば新生児期から乳児期早期に検査を受けておくとよいでしょう。

 

 

眼の屈折検査 Spot Vision Screener

眼の発達には適切な映像刺激が必要です。

従来、乳幼児の検査は困難でしたが、画期的な機器が登場し早期診断が可能となりました。

1~2歳で1回、3~4歳で1回、5~6歳で1回の検査をお勧めします。

今後、3歳児検診で標準的に行われますが、その前、その後にも是非受けましょう。

 

当院は岐阜県で最初にSpot Vision Screenerを導入し多くの弱視予備軍を発見してきました。

検査費用は無料です。

補完食のお話

4ヶ月検診でお話している内容です。

補完食資料はこちらから